この遺跡は､スコータイ遺跡公園の城壁内にあります。

この遺跡は､スコータイで最古と言われており､
美しい装飾品で飾られた神像､女神像の一部が見つかっています。
比較研究の結果､クメール帝国ジャヤヴァルマン７世の時代の初期バイヨン様式の影響を受けている
と言われています。
そして､この地で信仰されていたヒンドゥー教と､クメール文化の融合の貴重な証拠とされています。

現在､この発掘品は､スコータイのRamkhamhaeng国立博物館へ展示されています。

遺跡を南東から見たところ。

祠堂しか残って無く､たったこれだけと言う感じですが､
しかし､基壇の高さ､祠堂の大きさは､タイの他の地域の
クメール遺跡の祠堂と比較しても大きいと思います。

東から見たところ。
階段の上に入口があります。

北東から見たところ。

北から見たところ。

西から見たところ。

西側には階段はありませんが､入口があります。

南から見たところ。

南北は偽扉になっています。

東の階段を登り､祠堂の東側の拝殿内部を見たところ。

その屋根です。
ラテライト石のせり出し構造となっています。

祠堂内部です。